「何か」において、ゴーストを演出するものです。
↓こんなのですね。
\0\s[0]こんにちは。\1\s[10]よぉ。\e
仕様書はこれ。
里々以外の多くの栞は、このさくらスクリプトをそのまま使っています。
里々の場合、簡易性と、辞書の見やすさを確保するため、普通に喋りを書いていく分には「さくらスクリプト」を使わないでもいいようになっています。
ていうか、里々が「里々形式の辞書」を「さくらスクリプト」へ翻訳しているんです。
導入のところでお見せしましたが、こんな風に。
●元の「里々形式の辞書」
:普通のポストで終わりたくないなぁ……
:……っていうかお前、自分を普通だと思ってたのか。
:え?
●里々が翻訳したあとの「さくらスクリプト」
\0\s[0]\1\s[10]\0普通のポストで終わりたくないなぁ…\w2…\w2\n\_w[126]\n[half]\1…\w2…\w2っていうかお前、\_w[78]自分を普通だと思ってたのか。\_w[84]\n\n[half]\0え?\e
具体的には、以下の様な処理をしています。
・サーフェスをデフォルトに戻す
・:を\0,\1,\n[half]に置き換え
・改行を\nに置き換え
・(0)を\s[0]に置き換え
・_を\q[?][?]に置き換え
・文字数に応じて\w?を付け加え(自動ウェイト挿入)
・最後に\eを付け加え
しかし、たまにしか使わないような「さくらスクリプト」まで独自の記号etcにしてしまっては、結局さくらスクリプトを覚える手間と変わらなくなってしまいます。なので、里々のサンプル辞書の一部や、このFAQの上の方では「さくらスクリプト」を使用しているわけです。(ウェイトはまた、難しい問題なんですけどねー)
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